介護のファクタリングは最後の手段

介護のファクタリングは、一見すると便利ですが、消費者金融で借りた場合の金利よりも手数料が高くなるので、最後の手段として考えましょう。銀行で借りられるのがベストですが、銀行がダメなら消費者金融なども検討してみて、なるべくファクタリングには頼らない方法を考えましょう。介護報酬は、申請をした後3ヶ月程度でお金が振り込まれます。その3ヶ月間すらもたないという状況は、かなり追い詰められた状況です。

もちろん、一時的な資金難であり、そこを乗り越えられれば経営を立て直せるという根拠がある場合には、ファクタリングを利用することも1つの方法です。しかし、もしも資金難から抜け出す手がない場合には、リスクが高い方法となります。なぜなら、1度でもファクタリングを利用してしまうと、そこから抜け出せなくなってしまう可能性も高いからです。手数料が1割だとすれば、毎月収入が1割減ってしまうということになります。

そうなると、ただでさえ資金操りが悪化している状況で、さらに収入が落ちるという悪循環に陥ってしまいます。介護報酬が振り込まれる3ヶ月の間に、従業員の給料が支払えないとか、設備の維持費が払えないといった状況になったとしても、安易にファクタリングには頼らず、他の方法を探してみましょう。どうしても他に方法が見つからない場合に、最後の手段として選択肢に入りますが、根本的に経営状況を改善させる方法を考え出さないと、そこから抜け出せなくなるというリスクも考えておきましょう。

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