外壁塗装に適す塗料として登場したラジカル塗料とは

外壁塗装に使用される塗料としては、この数年はシリコン樹脂が原料であるシリコン塗料が用いられていますが、2015年にこの状況に変化が生じる可能性がある製品が発売されました。

それがラジカル塗料といわれるものです。


ラジカル塗料のラジカルとは、原料を意味する言葉ではなく、塗膜の劣化の原因をつくっているもののことを指す言葉です。



外壁を塗料で塗ると、そこには塗膜が形成されますが、雨水や紫外線などにさらされるにつれて徐々に劣化していき、やがて剥がれ落ちてしまいます。
一方で、紫外線に適度にさらさないのも、カビや苔の発生を招き、塗膜を劣化させる原因となります。ラジカル塗料は、塗膜の劣化要因のうち、紫外線に着目して開発された製品で、紫外線によってラジカルが生じるのを抑止するとともに、ラジカルが生じても塗膜への影響が抑えられるように制御できるようになっています。

このため、従来の外壁塗装用の塗料と比較して、耐候性が高く、塗布後の光沢を長期間にわたって維持できるのが特徴です。



また、ラジカル塗料はシリコン塗料と同じかそれ以上の耐久年数をもっており、価格も高くてシリコン塗料と同程度です。

このため、現在の自宅に長く住み続けたいと考えている場合にコストパフォーマンスに非常に優れた塗料といえます。



発売されて日が浅く、性能を把握した上で取り扱える施工業者はまだ少ないですが、最寄りにラジカル塗料を取り扱う業者がいるのであれば、外壁塗装工事を依頼する際にこの塗料の選択も検討してみましょう。